再読

私がみぃちゃんを俄然気になりだしたのは2015年末に発売された「BRODY」のロングインタビュー。あまりに自覚的なインタビューに、立ち読みで済ませるつもりだったのに、当時ファンでもなかったのにこれは手元に置かなきゃと思わず買ってしまった。みぃちゃんのファンになって約半年経った今、その「BRODY」と、みぃちゃんを好きになる過程でとても大きかった「私は私」(と私は私に関するヤフーのインタビュー記事)をもう一回読み直してみる。

 

居場所
自分が目立つことよりも新しい才能を紹介することを優先させてる印象がある、と記者の人に言われて、

「どうすればみんなに許してもらえるだろうって思いがずっと心のなかにあるし、どうすれば自分がAKB48にいて良かったと思ってもらえる人間になれるかっていったら、自分にしかできない方法で少しでもグループを盛り上げるしかないと思うので。そういうことでしか自分は存在できないと思うんですよね。結局は自分がかわいいから、最後まで嫌われないために最善を尽くそうとするとこいうことになってしまうというか。」(BRODY)

私は一番びっくりしたのはこの部分で、誰だって自分かわいいという気持ちはあるし、でもその気持ちを自覚してない人もいる中で、みぃちゃんのこの言葉。人の役に立ててることに自惚れないで、それは自分かわいいからという部分もあるからだと話すみぃちゃんに、実直な人だと思って、見えすぎてるほどのみぃちゃんの聡明さにキュンとしたのと同時に心配になったし、これを読んでみぃちゃんを好きだと思ったのを覚えてる。
もしかしたら自分勝手に聞こえてしまうかもしれないと前置きした上でのこの言葉。だけど、本当に自分勝手な人だったら、もしかしたら悪く捉えられてしまうかもしれない言葉を言わないだろうし、ファンとしてはみぃちゃんがAKBにいてくれたら私はとっても嬉しいし、理由なんて無くていいよって思っちゃう。けど。人の役に立ってることだけでは満足しないで、人に好かれたいという素直でちょっと気恥ずかしい欲求を隠さない真面目なみぃちゃん。切なくて、かわいくて、やっぱり大好き!

 

キャプテン

「それまでそういうものに対して全く興味が無かったんですよ。だって責任を負うのはイヤだし、めんどくさいじゃないですか。人よりも考えなくちゃいけないことが多いし、それに対して文句を言ってくるメンバーもいるし、キャプテンなんて絶対やりたくないと思ってました。」(BRODY)

みぃちゃんキャプテン絶対やりたくなかったんだ!って少しびっくりした。チーム4、チームKと続けてキャプテンを任されてるみぃちゃん。キャプテンをやりたがりだと思ってたわけじゃなくて、もし機会が与えられて、それで自分が成長できるきっかけとなるのならば、キャプテンやってみたいですって考える人間は多いのかなって思ってたから、絶対やりたくないって思うタイプの人なんだなってびっくりしたの。小嶋さんもフォトブックで自分がキャプテンをやっても良い方向には行かないんじゃないかって思うって言ってて、二人とも賢い人だなって思った。全然でしゃばらない。

 

なんで!

私は何故かすごく叩かれるし、嫌われる。(私は私)

ねえ!ほんとなんで!意味わからない!あんなにかわいいのに!みぃちゃんを無闇に悪くいう人を見ると大暴言言いたくなる。なんでなんだ!っていう私の小言。

 

楽しい

みぃちゃんにとって、楽しいか楽しくないかは、何かをするときに大きいんじゃないかという気がしている。

記者:AKB48での10年、ということを何度も言ってきましたが、でもこれからの人生の方が長いんですよね。
みぃちゃん:それが私のこれからの人生においての一番の課題というか。本当に濃かったですし突っ走って頑張ったのはたった10年で、これから先何十年も生きていかなければならないと思った時、「これ以上楽しいことなんてないよ、もう」という感じになっていました。(http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakahisakatsu/20160823-00061412/)

チーム4のこと
あの上り坂の感じをチーム4や研究生のみんなと一緒に再び味わえた時は「まだまだ楽しいことってあるんだな」って思った。(BRODY)

 

人って残酷なことが好きじゃないですか?
みぃちゃんこう思ってるんだよ。痺れる!
BRODYのインタビューの一番最後。もしAKBプロドゥースを全部任されたら、手始めにどんなことから着手しますかって聞かれた時に、

「まず今のメンバーを全員辞めさせて若い新しいメンバーだけで構成し直すのが一番良いんじゃないかな?」
「人って残酷なことがすきじゃないですか?だからそれぐらいのことをやらないと大きい動きは求められないと思うんですよね」

あんなにかわいい人って私が思ってるみぃちゃんが、人って残酷なことが好きじゃないですか?って思ってること。12歳からアイドルで、人生の半分をアイドルとして過ごしてきたみぃちゃんが、自分やAKBのファン、そして世間からの反応を受けて、残酷な一面を人間は持ってるという人間観に至ったことが、痺れる。人よりもたくさんの目に晒されて、たくさんの人を見てきた結果のその人間観だと思うと、とてもリアルで、痛いね。

 

それから「私は私」が人間性をさらけ出す方向だと分かった時。

「ああ自分の心を削ったり神経をすり減らす必要があるんだな」と思ったら、打ち合わせの時点で疲れちゃって。その時点で一回泣いて、大人たちを困らせました(笑)

(http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakahisakatsu/20160823-00061412/)

すごくやっぱりこの本からみぃちゃんの内面に興味を持ったし、好きになったし、こうやって好きでいることでもみぃちゃんの何かを削ってるんじゃないかと怖いんだけど、だからでも、みぃちゃんの見せてくれる一瞬一瞬を、美しいものとして心に切り取れたらいいなって思う。ポエマ〜〜〜〜。

半年前の私は私に関するインタビュー記事では、演技に興味があるということを言いづらいと言ってたみぃちゃんだけど、半年経った今、だんだんとお芝居に興味があると言葉にしていっているみぃちゃんがね、変化かなって思って、わくわくときめく!